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第22章 Her friends

カラオケルームに入ると

リナは俺の膝を枕にして寝てしまった。

彼女の頭を撫でながら

曲を選ぼうとタッチパネルを操作する。

『ジュンくんピアス凄いねぇ』

マナミは隣に座るジュンに言った。

『そお？アツシの方がエグいで？』

『そうなの？』

『うん。タトゥだらけやし』

そう言って俺の袖を捲る。

『…うわぁ』

『ヒクなや』

マナミのリアクションに少し傷付く。

『ジュンやって入ってるで？』

負けじとジュンの袖を捲った。

『７？』

『7つの大罪やで』

『あ〜なるほど』

『こういうの嫌い？』

『怖い人かと思ったけど
ジュンくんとアツシくんは
そんな事なかった』

素直なご感想でございますね。