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第9章 Labyrinth

彼女の中は暖かくて
窮屈で…僕を離さない。

『あぁ！シュージ！！イ…ちゃ…！』

彼女の言葉にスピードをあげる。

『ああぁあ…っ！』

彼女が絶頂を迎えると
締め付けられた僕はそのまま中で果てた。














乱れた息を整える。

『ナツ…大丈夫？』

彼女を労わりたいけど
快感の余韻が消えなくて…。

まだ彼女の中から抜け出せないでいる。

『大丈夫…
シュージがドSなんは驚いたけど』

彼女は笑っていた。

『僕もこんなになるなんて知らんかった』

自分でも驚いた。

もっと乱れさせたくて…
でも自分が狂ってしまいそうな
甘い甘い時間があったなんて。

薬指に光る二人の指輪が
僕の心を離さない。


どんどんハマっていく彼女の迷宮…