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第9章 Labyrinth

焦れた彼女は僕に言う。

『次はどぉされたいん？』

意地悪く聞く僕に、
彼女は顔を背けてしまった。

ちょっとイジメ過ぎたんかな。

まだ焦らしたいけど
今日はこの辺にしとこかな

なんて考えながら
彼女の下腹部に指を這わす。

『ナツ。ごめんて可愛い顔見せてよ』

ふるふると頭を振って拒否される。

ムッとした僕は彼女の中に指を入れた。

『ひゃっ…はぁん…』

『めっちゃ濡れてるやん』

『もぉ…そんな…ん…
言わん…でええから…！』

指を増やしてバラバラに動かす。

『はぁ…ぁん！…っぁ』

甲高くなった声を頼りに

『ここがいいん？』

そう言ってさすってやる。

『やぁぁ！だめ！』

必死になって訴える彼女が可愛くて
また深いキスをした。