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愛してるからこそ...
第6章 家族への報告
そして19:30まで残業をしてクタクタな私たちは
先生に指定されたオシャレで可愛いお店に到着。
『こちらへどうぞ。』
ウエイターの方が案内してくれた個室には
先生がもう待っていた。
『結城様、お連れ様がいらっしゃいました。』
『あ、入ってもらってー』
私たちは案内された個室へ入る。
それと同時にまた改めて挨拶をした。
「今日はお招きありがとうございます。
正人さんとお付き合いさせていただいてます
須藤朱里と申します。
不束者ですがよろしくお願いします。」
すると先生は笑いながら
そんな頭下げないでよ。僕は正人の従兄弟で
親でも何でもないし二人を反対なんてから。
「だってよー。ま、座れば奥さんッ!」
でた。正人の悪戯が…
本当にこの人はイケメンのお面を被った
鬼なんじゃないかと思うことがある…
私には優しいのにこういう悪戯が
妙に多すぎて困ることがある。
『正人。本当に悪かった…
ジィちゃんたちが死んでから
お前と連絡が取れなくて
どこにいるのかも分からず
手を差し伸べてやれなくて
父さんといろいろ話したんだ...』
正人はいつの話をしてるんだと笑った。

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