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愛してるからこそ...
第6章 家族への報告
「これからのことは少しずつ話し合って
決めてまたお父さんとお兄ちゃんに報告するね。」
一旦話を終わらせてみんなベロベロ...
正人ももうこの場で寝そうだから
今日は実家にお泊まりすることになった。
私は自分の着替えを正人はお兄ちゃんに服を借り
シャワーを済ませていつもよりたいぶ狭い
シングルベッドに潜り込む。
正人は今にも寝そうな感じ。
だけど正人にどうしても聞いておきたいことがある。
「ねー、正人は結婚式したくないでしょ?」
「ん?何で...?」
何でって…分かるでしょ!!
「だって正人にはご両親がいないじゃん。
変に思われるの嫌じゃないの?」
すると正人は私の胸に顔を埋めながら
全然どうってことない。
朱里がしたいならする。教会でも神社でも。と
いつでも私を優先的に考えてくれる。
「私はどっちでもいいの。してもしなくても。
でもお父さんに花嫁姿見せてあげたい気もする。
けど正人が嫌な思いをする結婚式はしたくない!
どうしたらいいと思う??」
それから正人の返事が返ってくることはなかった。
え?もう寝たの??とツンツンしてみるが動かない。
本当に寝てしまってるーーーー。

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