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愛してるからこそ...
第5章 お友達の葛城くん
『須藤くん、また彼と一緒に病院に来てくれるかい?』
「はい。時間が合えば一緒に来たいと思います。
それに彼に大先生のお相手は出来るか不安なので。」
『わははは!そうじゃな。
彼にはどうかな?須藤くんはすごかったからな。』
正人はなんの事か分からないから
ポカンとした顔で私たちを見ている。
「来れば分かりますよ。頑張ってね。」
私は正人にエールを送り二人で病院をあとにした。
会社に戻ると車の中で正人はずっと
なんの話なんだ?と聞いてきたが
そこはあえて無視する。
だって私は正人にあの大先生はパワフルってことを
伝えてないの。
お年を召してるのにすごく体力がある大先生。
大先生の趣味は...
秘密にしておこう。
正人がどんな感じになるか楽しみだな。
それから数日後葛城さんから連絡があり
抗議文が出来たどのことで二人で確認し
送ってもらうこととなった。
遥斗先生はもうあの病院に居ないし
警察への被害届は出すことをやめた。
林くんと愛美ちゃんにもお礼を言った。
愛美ちゃんは女の敵はコテンパンにしてやりましょ!と…
そして林くんは課長のプライベート番号知ったんです、いつでも連絡していいですかね?と嬉しそうだった。

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