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第21章 結婚式＆新婚旅行

おでこになにか乗っている…
冷たくて気持ちいいと思っていると
正人が近付いてきた。


「微熱がある。
今日ゆっくりして明日ダイビングいこう。
だから無理せず休め。」


身体が熱いと思っていたのはやっぱり熱だったんだ。
でもどうして？と正人に聞くと
起きて私が隣にいたけど体が熱かったから
体温計を借りたらしい。

「ちょっとおかしいなって思ったの。」

「お前のことだからダイビングしたいから
少し横になってしんどくなければとか思ったんだろ？

バレバレなんだよ。
とにかく今日は無理だから。

昼過ぎに熱下がったらスパ連れてってやるから。」


水上で行われるスパに行きたいと言っていたのを
覚えててくれたみたいで嬉しかった。

行きたいから言われた通りに横になり
ゆっくり過ごしていても正人はノートパソコンを
見ながらカチカチとやっている。


やっぱり部長となると新婚旅行で休むまでの
仕事を終わらせることが出来なかったのかと
思っているとどうやら違っていたみたいで．．．


「香西さんに写真送っておく。」

どうやらお家を建てることの打ち合わせを
メールで行っていたみたい。