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官能書道/筆おろし
第3章 双鉤
「先生――よ、酔ってらっしゃるんですか?」
「酔ってるように見える?」
眼の下をほんのり桜色に染めていたが、酔っているわけではないようだ。
むしろ、書の指導をするときのような真摯な表情で、澄夫の股間に細く繊細な指を這わし続ける。
「出さなかったんだ」
むくむくと成長する若肉の反応を見て、涼子が優しく言った。
ズボンと下着の布を通してさえ、指先の動きはたまらない刺激だった。
猛ったまま中断され、行き場を失っていた十七歳の情欲が、たちまち海綿体に充ちてゆく。
「こんなにしちゃって。このままじゃ、身体に毒ね。
書道にも身が入らないでしょう」
手の中で瞬くうちに硬く大きく変化した牡肉に、涼子はあきれたような、頼もしいような、微妙な眼を向ける。
「く、くうっ」
澄夫は涼子の指の心地よさに、腰を引いて小さく呻いた。
すでにデニムパンツの前はみっともなく膨らんで、勃起の形をあらわにしている。
「酔ってるように見える?」
眼の下をほんのり桜色に染めていたが、酔っているわけではないようだ。
むしろ、書の指導をするときのような真摯な表情で、澄夫の股間に細く繊細な指を這わし続ける。
「出さなかったんだ」
むくむくと成長する若肉の反応を見て、涼子が優しく言った。
ズボンと下着の布を通してさえ、指先の動きはたまらない刺激だった。
猛ったまま中断され、行き場を失っていた十七歳の情欲が、たちまち海綿体に充ちてゆく。
「こんなにしちゃって。このままじゃ、身体に毒ね。
書道にも身が入らないでしょう」
手の中で瞬くうちに硬く大きく変化した牡肉に、涼子はあきれたような、頼もしいような、微妙な眼を向ける。
「く、くうっ」
澄夫は涼子の指の心地よさに、腰を引いて小さく呻いた。
すでにデニムパンツの前はみっともなく膨らんで、勃起の形をあらわにしている。

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