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処女(はじめての)寝取らせ/貸し出された若妻
第5章 罪に濡れる

「……これ、外すよ」
高木の低く優しい声が、ミキの耳元で静かに響いた。
次の瞬間、彼の手がそっと背中へまわされ、指先がブラのホックに触れた。
ミキは息を呑み、緊張に身を強ばらせたが──拒むことはしなかった。
ただ、黙ってその手に身を任せる。
ホックが外れる音が、やけに大きく感じられた。
肩からずり落ちたストラップに続き、やわらかな乳房がブラの中からそっと姿を現す。
たわわに揺れる自分の胸を見られることがどうしようもなく恥ずかしくて、ミキは思わず両腕で胸を隠すように身体を丸めた。
「……恥ずかしいの?」
高木がまた、優しく肩に腕をまわしてくる。
逃げ場のないぬくもりに包まれて、ミキは小さく頷くしかなかった。
「照れてるとこも、すごく可愛いよ」
その言葉と同時に、指先がミキの髪を撫でた。
その仕草は、まるで大切なものを扱うようにゆっくりで、優しくて──そしてなにより、甘かった。
その優しさに触れた瞬間、ミキの身体の奥からふわりと熱が広がった。
下腹部がじんわりと疼く。気づけば、ショーツの奥にかすかな湿り気が広がっているのを、ミキ自身がはっきりと感じ取っていた。
(……うそ。わたし……濡れてる)
自分でも信じられないほど素直に、身体は反応していた。

