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処女(はじめての)寝取らせ/貸し出された若妻
第14章 ミキの秘密


  約一ヶ月後―――――

 高木は街を離れ、タツヤとミキは平穏な日常を取り戻していた。
この夜も二人きりのベッド。ミキはタツヤの愛撫に身をくねらせ、頬を上気させながら囁いた。

 「タツヤ……もう、挿れて……」
「おう、今たっぷり中に出してやるよ」

 タツヤが笑い、ミキの脚を優しく広げる。
濡れた入口に、熱を帯びた先端が触れた――その瞬間。

 「待って、ゴムして」

 ミキが小さく制した。

 「えっ?……子ども作るって、あれが条件だったろ?」

 驚いたタツヤをよそに、ミキは枕元から避妊具を取り出した。

 「考えたんだけど……タツヤの言う通り、子どもはもう少し余裕ができてからでいいかなって」

 「まぁ俺は構わないけど……ミキ、あんなに欲しがってたじゃん」

 タツヤの声に、ミキはそっぽを向いた。
視線は泳ぎ、頬は恥じらいの色に染まっていた。

 「だって……若いうちに、いろいろ楽しんだ方がいいじゃない。私たち、まだ若いんだし」

 「……ミキ、お前……」

 一瞬で通じる、あうんの呼吸。
言葉より先に、互いの想いがぴたりと重なる。
こういうところはタツヤと抜群に相性が良い。

 タツヤはふっと笑ってベッドを降りた。

「よーし、さっそく相手探しだ。忙しくなるぞ、俺たち」

 そのまま裸のままリビングへ走り、スマホを操作し始めるタツヤ。
ミキはあきれ顔で後ろ姿を見送った。

 「もう……」

 やっぱり、セックスの感性はちょっとズレてる。
不満気にため息をついてベッドを降りた時、不意に視線が止まった。

 化粧台の小さな引き出し――
その奥に、タツヤには秘密の“ある物”が隠されている。

こっそりと取り出し、指先で触れる。

 高木と書かれた白い名刺を見つめ、ミキは小さく、ふふっと笑った。

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