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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第42章 サプライズな出来事
美晴side
幸助・・・。
この人・・・。
酔ってる?
髪をギュッと捕まれたまま引っ張られて歩く私・・・・。
「幸助・・・頭痛いッ・・・一回離してッ・・・・」
私がそう言っても幸助は無視・・・。
幸助の口元から漂うお酒の匂い・・・。
館内から出て海沿いの駐車場に行くと幸助は小さなコンパクトカーの鍵を開けた。
ナンバーを見ると・・・レンタカー。
この人お酒飲んでるのに運転する気ッ???
助手席の扉を開けられると・・・・。
「幸助お酒飲んでるでしょッ???車はダメだよッ・・・・」
すると、幸助は凄い目で私を睨み・・・・。
髪をまたギュッと掴み私の顔を上げさせた・・・。
「うるせぇんだよ・・・。俺に指図するんじゃねぇ!」
・・・・・・・。
そのまま私を助手席に押し入れ・・・・その時・・・・。
ケーキが入った袋が落ちてしまったっ・・・。
「あっ・・・ケーキッ・・・・」
私が拾おうとすると・・・。
バンッ!!!とドアが閉められて・・・・。
直ぐに幸助が運転席に乗ってきた。
ケーキ・・・・・。

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