この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第7章 俺が死んだ日
龍said
・・・・・・。
嘘だろ・・・。
横浜を出て・・・急いで美晴が送ってくれた住所に向かうと・・・。
2階の窓から凄い火・・・ッ!
近所の人たちが駆け付け・・・消防車はまだ到着していない・・・。
「ちょっと!!退いてくださいッ!!」
俺は人をかき分け家の門の隙間から火が出ている二階を眺めた。
消防車はまだなのッ??救急隊はッ???
皆が騒ぐ中・・・。
俺は門を開けた。
「貴方危ないッ!!今この家の息子さんに電話をしたからッ・・・」
俺を止めてきたのは70代後半のお婆ちゃん・・・。
「息子って幸助ですかっ?!」
俺が言うとそのお婆ちゃんはビックリした顔をして・・・。
「幸助さんは中に・・・私が電話をしたのは・・・次男の和也さんで・・・」
和也?
・・・・・。
いやいや・・・まさかね・・・。
俺が門を開けるとまたそのお婆ちゃんは俺を止めて来て・・・。
「和也さん職場から直ぐに向かうって言うから・・・もう着くと思うからッ!!!」
・・・・・・・。
いや待てないッ!!!
俺は門を開けて・・・。
敷地の中に入って家の方に向かって走った・・・・。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


