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HANAMIZUKI~貴女を永遠に想います
第5章 再び・・・忍び寄る影
部屋を出ると・・・そこには家政婦の恵美子さん。
「恵美子さん・・・お父さんの容態落ち着いたから・・・・お医者様は断って大丈夫よ・・・・。」
私がそう言うと・・・。
「え・・・でももう到着されますよッ???」
・・・・・。
「良いから・・・来たら追い返していい・・・。」
そう言うと恵美子さんは慌てて1階に降り・・・電話を掛けた。
私は振り返りその扉を眺めた。
もう終わりにしたいわ。
こんな生活・・・・。
ポケットから小さなカギを出し・・・・。
その扉の・・・。
鍵を閉めた。
幸助は・・・こっちに戻ってきた時・・・・。
顔に傷を負って・・・お金もあまり持っていないようだった。
たまにあの子の携帯にかかってくるのはきっと銀行か・・・消費者金融。
お金の取り立て。
マンションはどうしたの??
そう思い一回あの子には内緒でマンションを見に行ったが・・・。
あのカギはもう使えず中には入れなかった。
あの子が居ない間に離れに入ったら・・・。
テーブルの引き出しから・・・美晴さんの写真が何枚も出てきたの・・・。
それは・・・全て・・・。
隠し撮りだった。

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