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炎の王妃~月明かりに染まる蝶~
第3章 愛する男の正体~再会~
今回は、流石にホン尚宮も大目には見てくれなかった。チェ・ソンイは繍房に勤続五年め、しかも九歳で見習いとして後宮に上がり、十三歳で人よりは早く一人前と認められた。幼いときからたたき上げてきたエリート女官だった。今年、二十歳だという。
針子としての腕も確かで、大妃はソンイの刺繍したチマチョゴリでなければ身につけないといわれるほど、お気に入りでもある。あと数年内には早くも尚宮に昇進するのではという大妃の憶えめでたい女官だそうな。
針子としての腕も確かで、大妃はソンイの刺繍したチマチョゴリでなければ身につけないといわれるほど、お気に入りでもある。あと数年内には早くも尚宮に昇進するのではという大妃の憶えめでたい女官だそうな。

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