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炎の王妃~月明かりに染まる蝶~
第3章 愛する男の正体~再会~
オクチョンはハッと息を呑んだ。やはり、顔立ちが似ているのも当然というべきか。ソンイはあのセギョンの従姉だという。だが、何故、見も知らぬセギョンの従姉がこんな場所に乗り込んできたか。
理由は恐らく一つしかない。オクチョンは挑むような眼でソンイを見た。
「実は、私の大切にしているノリゲが見あたらなくなったの。母が誕生日にくれたものゆえ、私にとっては大切なものだから、四方手を尽くして探していたところ、あなたが似たようなノリゲを持っていたと知らせてくれた者がいた」
理由は恐らく一つしかない。オクチョンは挑むような眼でソンイを見た。
「実は、私の大切にしているノリゲが見あたらなくなったの。母が誕生日にくれたものゆえ、私にとっては大切なものだから、四方手を尽くして探していたところ、あなたが似たようなノリゲを持っていたと知らせてくれた者がいた」

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