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炎の王妃~月明かりに染まる蝶~
第3章 愛する男の正体~再会~
ホン尚宮が笑いながら言った。
「それはなかろう。何しろ、十日の謹慎で良いとおっしゃったのは当の国王殿下ゆえ」
「そうなのですか?」
オクチョンはもう、愕きの連続である。
何故、顔も見たことのない国王が咎めるどころか、そのような寛大な計らいを見せてくれたのか。彼女には皆目理解できなかった。
しかし、自分は何も間違ったことはしていないという自覚はあったから、これは天地神明の神々が国王を通して計らって下さったのだと、思うことにした。
「それはなかろう。何しろ、十日の謹慎で良いとおっしゃったのは当の国王殿下ゆえ」
「そうなのですか?」
オクチョンはもう、愕きの連続である。
何故、顔も見たことのない国王が咎めるどころか、そのような寛大な計らいを見せてくれたのか。彼女には皆目理解できなかった。
しかし、自分は何も間違ったことはしていないという自覚はあったから、これは天地神明の神々が国王を通して計らって下さったのだと、思うことにした。

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