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愛おしいキミに極甘な林檎を
第9章 曖昧と鏡の前のお仕置き

また私は課長を困らせている。
この気まずい状況でいきなり性癖を暴露されたら言葉に詰まるのも当然だ。
「とりあえず今は自分の気持ちと向き合ってみようと思います」
今はそれしかできない。
課長のためにも、ソラ先輩のためにも……。
でもキスマークを見られたせいで課長との恋は終わったも同然だけど……。
おぼつかない手つきで外された胸元のボタンを留める。
するとなぜか課長がそれを阻止してきた。
背中に手を回されてブラジャーのホックを簡単に外され、露になった胸の突起をぺろっと舐められる。
「んっ、あっ…、やめてくださいっ……」
「まだ気持ちがはっきりしていないのなら、今までと変わらなくていいんじゃないか?」

