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第46章 主従関係

こうして一日限定の先輩扱い禁止ゲームが始まった。


まずはこのゲームのルールのひとつであるメイド姿になるために服を着てみる。


コスプレ用の衣装であるこのメイド服は、ワンピースにエプロンがくっついていて着替えがすぐに済んだ。



しかし、全身鏡でメイド服を着た姿を見てみるとイメージの写真とは違う。


サイズが少し小さいのか、私が着ると可愛いと言うよりも胸が目立って淫らなメイドになっていた。

屈むとすぐにパンツが見えてしまいそうだ。



恥ずかしく思いながらもカチューシャを付けてからソラ先輩に披露してみる。


「にっ……、似合っているでしょうか？」



「うん、似合ってる。世界一可愛い。……でも、もう始まっていることを忘れたのかな」