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またいつか貴方と
第6章 傷付けられる
この日も亜里沙と買い物して
家に帰るところだった。
大好きなブランドの新作の服。
沙綾も亜里沙も好きで
お揃いにして買った。
スタバでコーヒーを買って飲みながら
歩いていると
『沙綾ちゃんだよね?』と男の子2人に声をかけられた。
誰だっけ?と沙綾は不思議に思った顔をしていて
亜里沙から耳打ちされた。
『知らないんだったら逃げよ』
うん!と頷いて逃げようとすると
また二人の男が加わったのだ。
「どなたですか?」
私はその男の1人に聞いてみた。
すると『お友達ー』と意味のわからない答えだった。
亜里沙は怖くなって逃げたかった。
ブルブル震えているのが分かった。
「あなた達は私に用があって来たんだよね?
じゃ、その子は関係ないから帰してあげて」
亜里沙は何言ってるの?とビックリしているが
この人達は私に用があってきたのに
亜里沙を巻き込めない。
「お願いだからその子は帰してあげて」
すると亜里沙を抑えていた手は解かれて
亜里沙に帰るように促した。

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