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またいつか貴方と
第29章 聡くんの最期
「ばぁちゃんみたいだな。」
ひどい!そんな言い方しなくても!と
怒っていると冗談だよ。って優しい…
「沙綾明日は来ても一日はみんなと居なよ。
俺は母さんが来てくれるから。
また二日に来て話聞かせてくれ。」
うん。約束ねと指切りをしその日は帰宅。
ちょうど綾乃が家を出ようとしたいた。
『お姉ちゃん!聡くんどう?』
「うーん。変わらずかな。
綾乃気を付けていってらっしゃい。」
はーいと元気よく返事をして綾乃は出かけた。
それに続くようにお兄ちゃんと蘭さんが
玄関から出てくる。
『あら沙綾ちゃん。沙綾ちゃんも来る?』
「蘭さんこんにちは。
私は聡くんのお見舞いあるし家に居るよ!」
1人じゃ寂しいじゃんと言う蘭さんを
お兄ちゃんは大丈夫。親もいるしと
宥めながら車に乗り込んで行った。
よし。明日はお見舞いの後お母さんと
おせちを作って聡くんに二日にみせてあげよう。
でも聡くんに見せることはもうなかった。

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