パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第28章 長い入院生活

聡くんは無事肋骨もくっつき
まだまだ入院生活を余儀なくされている。

少しずつリハビリをしたいが
時々頭が痛いらしくリハビリを休み休み行っている。

入院生活がもうすぐ２ヶ月を迎える。
もう年末になってきて私は冬休みになっている。

「聡くん今日はどう？？」

「うーん。変わらずだな。
リハビリ行きたいけど頭痛いと寝てる方が楽で
行きたくなくなる…」


最近はリハビリに意欲的ではなく
少し横になっている方が楽だといって
ベッドに寝ていることが多い。

でも時よりベッドに座って
足を動かしたり少しの時間だけ
病室の中を歩いたりしている。


骨折も少しずつ良くなり
手のギプスは取れたり顔の傷もすっかりなくなった。

「沙綾毎日ありがとな。
俺今日はもう休むから早く帰れよ？」

聡くんは少ししんどそうだった。

「聡くんしんどかったら看護師さん呼んでね。」

私は聡くんが心配だったけど
面会時間が終わるため病院を後にした。