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またいつか貴方と
第27章 過酷なリハビリ
看護師さんにリハビリのところまで行っても
大丈夫ですよ。と言われた私達。
『私と直人ここにいるから沙綾は
行って励ましておいで』
亜里沙に背中を押してもらい
私はリハビリ室までやってきた。
中からは少しだけ音が聞こえてくる。
「そうそう。ゆっくりねー」
「上手ですよー。そのままもう一歩…」
など理学療法士の人の声がする。
私は少しの隙間から覗こうとした時…
ガラガラ...
ガシャーーーーン!!!!
大きな音で少し目を閉じてしまった。
そしてまた覗こうとすると中から声がする。
『隅田さん!大丈夫?』
「へへ。すんません。」
覗くと手すりの近くで聡くんが座り込んでいた。
私は扉を勢いよくあけて聡くんに近寄る。
「聡くん!!!大丈夫?ケガしてない?」
理学療法士さんは私に気付いて一歩下がっていた。
「沙綾?何でここにいんの?」
少し気まづそうな聡くんに手を貸し
近くにあった椅子に腰掛ける。

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