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またいつか貴方と
第25章 生きてるよ
「病院に来た時に居たんだ。
事故の相手とそこの社長さん。
蛍子ちゃんなんて怒鳴って怒ってたよ。
その次の日お兄ちゃんが送り迎えしてくれて
その時にも居たの。
そしたらお父さんの会社とも聡くんのいる会社とも
繋がりが…あって
お兄ちゃん怒ってた。」
聡くんはそっか。と言いながら私の手をトントン…
「手術して目が覚めるのはこの日が山だと
言われた日にも聡くんは起きなかった…
担任の丸山先生と手術してくれた先生
兄弟らしくって…
学校お昼で帰っていいって…
そんな学校ないよね?」
「丸山は優しいからな。」
私は今までの事を話しながら聡くんに
寄り添いしばらく過ごしていると先生がやってきた。
『はーい。ちょっとごめんねー…
うん。隅田さんゆっくり起きられる?』
ベッドの背中部分を少し起こして
聡くんと会話をしている。
私は椅子に座ってその様子を見ていた。

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