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またいつか貴方と
第24章 奇跡を信じますか?
また良くないことを考えながら朝を迎えた。
朝日が部屋に注ぎ込まれるとため息が出てしまう。
「しっかりしなきゃ...」
一人で気合いを入れて着替えを済ませて
リビングに降りていくとお母さんが
ご飯を作ってくれていた。
お父さん、お母さん、
お兄ちゃん、綾乃、私の分より2人分多い。
『あら、沙綾おはよう。』
「お母さんおはよう。ってか何か多くない?」
『あら気が付いた?
ほら、あゆみと蛍ちゃんの。
あゆみは病院だし蛍ちゃん妊婦だし
心配だから多めに作ってるの。
あゆみは病院に泊まってるみたいだし
蛍ちゃんうちに泊めようかとか考えてるの。』
お母さんいろいろ考えてくれてる。
家族には助けて貰ってばっかりだな。
お母さんは今日病院行って
蛍ちゃん居たら聞いといてと言われた。
私は朝ごはんを少しだけ食べてまた病院へ。
お兄ちゃんは送ると言ってくれたけど
蘭さんとも会うだろうから大丈夫と断った。
バスに乗って病院へ向かう。

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