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またいつか貴方と
第23章 生死の分かれ道
私達は2人でのデートも忘れない。
でもみんなで遊ぶこともしている。
「沙綾明日学校だよな?」
「うん。金曜日だから明日行くと休みー!」
「明日俺休みになったんだ。
昼間暇だからバイク取りに行ってくる。」
あの事故でバイクを修理に出していて
修理が終わったらしい。
蛍子ちゃんに送ってもらって取りに行くと。
「明日はバイクで迎えにいくわ。」
「バイク久々だ。楽しみにしてるね。」
金曜日朝は聡くんの車で送ってもらい
授業を受けていた。
もうすぐお昼休みに入る4限目に
私のバッグの中からスマホが振動している。
いつもならある程度で切れる振動も
ずっとなり続けていて切れてはまた鳴り続ける。
授業が終わるのを待ち亜里沙とお昼を食べるため
中庭に移動しスマホを開いた。
不在着信 蛍子ちゃん 10件
「蛍子ちゃんだ。何だろう。」
するとまた蛍子ちゃんから着信があった。

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