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またいつか貴方と
第21章 夏休み
『君たちは何なんだ?』
男の人は私と聡くんに向かって言った。
「俺は彼女の婚約者で
亜里沙ちゃんはその婚約者の親友です。」
フンっと顔をした男の人は
私たちに向かって言い放った。
『亜里沙は今日から僕の恋人だ。
だからさっきの奴が近づかないように
亜里沙のことを見張ってくれ。』
こいつバカなのって思っちゃって
私は我慢出来ずに言ってしまった。
「恋人ならあなたが見れば?
いきなりそうなったってことは
亜里沙の御両親にでも頼まれたのね。
恋人ね。ならここでチューしてみてよ。
出来るでしょ?恋人なら。」
亜里沙はゲッ!って顔をしている。
その男の人は亜里沙の方に向かい
キスしようと顔を近づけたとき
バシッ!!!と平手打ちの音がした。
亜里沙が肩で息をして
男の人の頬は赤くなったいた。
『キモイ!無理だし。
どうせ親に頼まれたんでしょ?消えて。』
亜里沙の一言でいなくなった。
そして亜里沙から謝罪された。

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