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またいつか貴方と
第20章 ダブルデート
胸の谷間に指をスっと這わせて
少し怒っているような声で言った。
「こんな服きて谷間見えてんだよ。
誰にみせるつもり?」
別に意識はしていなかった。
ただこの前買った服だしお気に入りだから
着てきただけだったのに
どうやら聡くんには不評だったらしい。
「俺だけだったらいいけど
あんな人いるところ行くとみんなが沙綾の胸
見てるんだよ?
直人くんは亜里沙ちゃんしか見えてないけど
絵画展やボーリングでは見られてた。」
「ご、ごめん…そういう、つもりじゃ…」
「知ってる。道隆くんもここ見てた。」
胸の見えてる所に舌を這わす。
すると後ろのファスナーを下げられ
両手は上にある状態だからすぐに脱がされた。
この胸のせいで嫉妬してたんだ。
いらないんだよね…こんな胸…
それで聡くんが悲しむ。
私もいやらしい目で見られなくて済む。
そんなことを考えると辛くなってきた。
聡くんは胸を舐めてるから気付いていない。

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