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またいつか貴方と
第18章 運命のテスト
『机なんかで寝たら風邪ひくよ。』
お母さんはいつもの優しい声だけど
疲れたような感じがする。
「お母さん大丈夫?疲れてない?」
『お母さんは大丈夫だから。早く寝なさい。』
それだけ言うと私の部屋から出ていった。
ダメだ。これじゃぁお母さんがおかしくなる。
土曜日は聡くん朝からBBQだから
綾乃とちゃんと話してみよう。
心に決めて私は眠ることにした。
...だが隣から綾乃の電話の声が
聞こえてくるから寝れない。
中学生とあってキャピキャピしているから
余計に聞こえてくる。
でも時間が時間だし耐えられないから
注意しに行こうと思ってドアを開けたら
廊下に鬼の形相をしたお兄ちゃんがいた。
『綾乃!!何時だと思ってんだ。
聞いてりゃぐだらんことをダラダラ。
ろくな事も出来ねぇ癖にふざけんなよ!』
はい!お兄ちゃん怒っちゃった。
めんどくさいんだから辞めてよ。
聡くんに攻略法学んどけばよかったと後悔する私。

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