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またいつか貴方と
第15章 癒しの海
もうすぐ6月だからまだ明るい時間帯。
梅雨になるとジメジメするし
今のこの時期が1番好き…
この前の海の見える駅ではなく
地元の海水浴場になっている海に
連れてきてくれた。
浜辺はどこの海とも変わりはない。
けど砂浜の後ろ側が少し公園みたいになっていて
ヤシの木や大きな石のオブジェがある。
ヤシの木の後ろにある海をみると
ここが日本ってことを忘れそうになる。
「沙綾こっち来てー」
聡くんの声がする方に行くと
そこには沢山の南京錠がかけられている。
ハート型の石の前に南京錠をかけられるように
チェーンが張られている。
「何これっ!!?」
「このハート型の石の前に南京錠に名前書いて
二人で鍵かけてその鍵をこの箱にいれると
ずっと結ばれたままらしいよ。」
何そのロマンチックなもの。
こんな田舎にそんなものがあるんて!!!
「これやってみよう。」
聡くんに促され南京錠に名前を書いて鍵をかけた。

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