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またいつか貴方と
第14章 急なお別れ
「元気ない理由はちょっと聞こえたら分かった。
あのね、私も何度も流産して
お腹に宿った命を産んであげられなかった。
その度に責めたの、自分を。
でも、主人はその度に
『今は時期じゃなかったんだ。』って。
そんなこと言ってたらもう歳になっちゃって
諦めちゃったけど。
真理子が言うには沙綾はまだ高校生だから
これからなんだから。」
そうだよね。
流産しちゃう人もいれば
赤ちゃんが出来にくい人だっているんだ。
あの子は私と聡くんを選んでくれた。
また私たちの元に帰ってきてくれるよね?
うんうん!!!も泣きながら頷き
食べよう。と言ってくれたから聡くんと
お腹いっぱい食べた。
すごく美味しかった。
夜ご飯とした私たちは早苗さんの店をあとにした。
ランチもしてるからまたおいでと言ってくれたから
また来てみようと思う。
聡くんはまた車に乗せて家とは違う方向へむかう。

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