この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
またいつか貴方と
第14章 急なお別れ
『おい。お前いい加減にしろよ?
お前は人一人の命をダメにしてんの。
謝ることも出来ないの?
沙綾はまだ体調が万全じゃないんだよ。
だから親友の私が変わりに殺ってあげようか?
誑かした?は?
沙綾は付き合ったのも彼だけ。
上松はクラスメイト。
上松はどう思ってるか知らないけど。
けどあんたの被害妄想で
どんだけの人を苦しめんだよ。
悪いことしたらごめんなさいって言うのが
普通じゃないの?
沙綾もあんたなんかみたくないだろうね。
けど私もあんたを見たくない。
これ以上沙綾を苦しめるなら
あんたこの街から居られなくなるよ?』
亜里沙が庇ってくれた。
そして大丈夫。と優しく話しかけてくれた。
『俺もそんな子には興味も持てない。もう行けば。』
彼女は走って屋上から居なくなった。
走って逃げていってしまった。
『学校来てくれてよかった。
また仲良くしてね。』だって。
上松くんも優しいから私はまた安心出来た。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


