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またいつか貴方と
第14章 急なお別れ
気が重くて行きたくないけど
亜里沙にはちゃんと話したいから
嫌だけど頑張って学校に行く。
もしかしたらあの子がまた来るかもしれない。
私達の大切な小さな命を奪った。
人殺し…
見てしまっただけでも
人を殺めてしまいそうな程
イライラしているし怒りはおさまらない。
聡くんの会社はフレックスタイム制になり
いつも朝早くに仕事に行き
夕方早い時間に帰ってくるようになったって。
聞くと夕方から私との時間を作るためだとか。
無理させちゃっているのは分かってる。
けど学校の後聡くんと過ごせるのは
すごくありがたいし嬉しいことだった。
学校の正門前に亜里沙が立っていた。
そして私を見つけて走ってきた。
『沙綾大丈夫なの?
無理してない?身体しんどくない?』
あたふたしている亜里沙なんて滅多に
見られないから可笑しくて。
クスクス笑ってると
ちょっとでも元気になったならよかったと
亜里沙は笑顔で喜んでくれた。

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