この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
またいつか貴方と
第13章 二人の決意
お母さんと二人きりになったリビング
お母さんはびっくりしたけど
家族はいいものよ?って嬉しそう。
「お母さんごめんね。
高校ちゃんと卒業できなくて。」
『何言ってるの!!
悪阻はないの?ないなら夏休み前までは
学校に行きなさい。
最後の思い出作りになさい。』
お母さんには頭が上がらない。
「ありがとう。」と伝えて
部屋に戻ることにした。
次の日の朝には大変な騒ぎになるだろうなと
想像しながら寝ることにした。
聡くんからLINEが入る。
【母さんも姉貴も大喜び!
親父には電話したら仕事頑張れだって!】
聡くんの家族は喜んでくれた。
お父さんは明日になると許してくれてるかな。
不安になりながらも明日のの事が
気になって眠ることが出来なかった。
そして翌朝お父さんと顔を合わせると
何も会話がなかったから落ち込んでいると
仕事に行くお父さんが一言
『病院気を付けて行ってきなさい。』
涙が出そうなくらい嬉しかった。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


