この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
またいつか貴方と
第10章 高校3年生
来月半ばに学年で研修学習会がある。
その班決めをしている時
亜里沙といたら一緒にしない?と
声をかけられた。
男女2ずつの班をつくらなくてはいけない。
声をかけてくれたのは上松くんと原くんだった。
『よろしくねー』と明るくて気さくな原くん
それに対して上松くんは静かなタイプ
でもこの上松くんは後で私に関わることになる。
班が決まったら報告に行き
その中でも担当を決める。
私と上松くんは料理担当になった。
亜里沙は原くんと雑務係となった。
『雑務って何よー。意味わかんない』
と文句を言う亜里沙を隣で原くんが宥める。
『橋本は料理出来るの?』
上松くんに尋ねられ出来るよ。と答えると
へー、意外。と言って居なくなった。
バカにして!!
出来るよ。それくらい…
あ、今度聡くんにご飯作ってあげよう。
オムライス?パスタ?
それとも肉じゃが?煮物?
よし!!楽しみになってきた。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


