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またいつか貴方と
第9章 再会
聡くんの家に着くなりおばさんに謝られた。
『沙綾ちゃんごめんねー!聡がどうしても
言うな!って怒るから言えなかったの』
おばさんも辛かったよね。いきなりこんな事に
なっちゃったら。
だから私はちゃんと謝りたかった。
「おばさん。今回の事は私も悪いんです。
元はと言えば私の事で聡くんが退学になったり
しちゃったから。
ホントにごめんなさい。」
すると奥から蛍子ちゃんと真也さんが出てきて
『聡おかえり』と迎えていた。
よく話を聞くと荷物だけ家に投げ入れて
ずっとうちの家の前に居たらしい。
そんな真っ直ぐな聡くんが好きだから
このまま真っ直ぐでいてほしい!
「もう部屋行っていい?」
聡くんは少しイライラした感じで
私を部屋に連れて行った。
バンッと扉を閉めて荒々しいキスで
口を塞がれた。
「道隆くんに触らせてない?身体奪われてない?」
心配そうに見てくれる。

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