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またいつか貴方と
第8章 なぜあなたなの?
文化祭が終わりクリスマスも一人で過ごし
年越しは家族で迎えて妹の綾乃と
初詣に来ていた。
神社の脇には出店があり
食べながら歩いていた。
そしてここでもいるんだな…
護衛とはいえつけられてる?って思うくらい
いろんなところで会う。
『沙綾あけましておめでとう』
「道隆さん…おめでとうございます」
綾乃は道隆さん達を見て
『誰...?やばいよ…』とビビってる。
「大丈夫、聡くんの知り合いで優しいから。」
出くわす度に見たことない人だと
こうやって説明しなきゃならない…
「いつもいつもお疲れ様です。」
『何がだ?今日は出店の見回りだ』
「ここにも接点あるの?」
『何か問題あるか?』
は...はぁ...
もう諦めよう。私にプライバシーなどない。
ってかこの人は私を見張ってどうしてるの?
聡くんと連絡取って話したりしてるの?
気になるから聞きたいけどここじゃ聞けない。
後日聞くと連絡は取ってないと。

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