この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
またいつか貴方と
第8章 なぜあなたなの?
道隆さんの目は真剣だった。
嘘はついていないんだろう。
もしものためにスマホで録音をしながら
道隆さんに連れられて車に乗せられた。
そしてゆっくりと動き出す車
気になることは聞いておこう
『道隆さん。言うなって言われたって…
聡くん元気なんですよね?』
あー、と返事をした道隆さん
それだけしか言わない。
でも、元気ならいいや。
忙しくなっただけだよね。
いつも帰り道に寄っていたコーヒー屋さんに行けない
なんか寂しいなーと思ったいたら
道隆さんがコーヒー屋さんに寄ってくれた。
『聡くんと来てたんだろ?
好きなもの頼め。』
コーヒーとクッキーを頼み
お腹なおさまると道隆さんはまた私を
車に乗せて家まで届けてくれた。
「あの…ありがとうございました。」
『あぁ。おやすみ。また明日。』
私はまた明日とは言わずにおやすみなさいとだけ
言って家に入った。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


