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またいつか貴方と
第8章 なぜあなたなの?
若いスーツを着た人に
『騒がないで。こっちに来てください』と言われ
どうしていいか分からず着いていく。
黒塗りの車の横に立たされ
みんなの注目の的となった。
そして後ろの席の窓が開き
中から現れた人に驚きを隠せない。
『こんにちは。沙綾乗りな』
どうしたあなたなの?
私はまだ少し怖かったから断った。
『怖がりすぎ…くくくッ。
聡から頼まれて来た。しばらくお迎えこれないって。』
私のLINEは読まないのになぜ?
「あのー、道隆さん?
聡くんは何してるんでしょうか。
連絡ないんです。」
少しでも何しているか知りたくて
道隆さんに聞いてみたのに…
『言わないでくれって言われてるから俺からは言えない。
その間沙綾のこと頼むってお願いされたから』
「勝手なこと言わないでよ!!!!!」
つい大きな声を出してしまった。
するとザワザワと正門にいた生徒達が騒ぐ。
する時私を車まで連れて来た男の
低い声ご聞こえてきた。

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