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KOIBUMI 2
第3章 追いかけ女
淳said
17時と指定されて・・・。
俺は何か知らないけど30分前からここで煙草を吸う。
またアイツにフラフラ何処か行かれても困るし。
携帯を見て時間を確認すると・・・
16時55分。
はぁ・・・。
ため息をつき煙草を消すと・・・・。
・・・・・・・。
カツン・・・と足音が道路の方からした。
・・・・・・。
えっ??・・・・・。
俺の目線の先には・・・。
金髪のおかっぱの女と・・・・
そのすぐ後ろにかなりデカい女。
え・・・・・
「ぇえっ?!」
思わず声を上げた。
顔は確かに凛だ・・・・。
でも・・・
今までこんな短いのは見たことないってくらい髪は短くて・・
しかも・・・。
らしくない金髪ッ?!
俺が目を見開いてその姿を見ていると・・・・。
今やもう凛のトレードマークのホワイトボードを首から下げた・・・・
凛は・・・・。
そのボードを胸の前でギュッと掴み・・・・。
口をパクパクさせた。

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