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KOIBUMI 2
第1章 好きな人の行方
結城said
凛さんがマンションに来た。
首には小さなホワイトボード・・・・。
淳が予め涼に伝えたのは・・・。
『凛は今一時的に失声症だ』
失声症・・・・。
それを聞いて私はネットでその病気の原因を調べた。
そうしたらストレスなどが原因。
・・・・・・。
淳がいなくなってしまった今・・・凛さんはまたストレスを抱えてしまうんじゃないか。
淳が居なくなったのは・・・。
全部私のせい。
あの日私が昌也にさらわれたりしたから。
・・・・・・。
凛さんは私の顔を覗き込み首を傾げた。
「私がね・・・昌也に・・・連れて行かれてそれを淳が・・・・助けてくれたの・・・。」
私のせいなの。
私がそう言うと・・・。
「蓮見・・・俺等がちゃんとしっかり昌也のこと警戒していなかったから・・・。」
涼が言った。
いや、・・・やっぱ私のせいだ・・・。
凛さんは碧を私に託し・・・ホワイトボードに何かを書きだした。
?????
その姿を・・・涼と達也と蒼ちゃん・・・そして後から来た半次・・・私は一緒に覗き込む。
凛さんは笑ってその書いた文字を私達に見せてきた。
・・・・・・。
『そう思うなら淳の居場所を教えて』
そう・・見せてきて笑ったの。

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