この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ほのぼのした時間を
第10章 彼氏の観察
「行ってきます」
「行ってらっしゃい」
チュッ
唇を離せば、物足りなさそうな表情をする。
触れるだけのキスにしとかないと、春人止まんなくなるからな…
「クゥーン」
「わたげもおいでー」
春人に抱っこされると、わたげちゃんは春人の指を甘噛み。
「あははっ、そんなにじゃれて来たらパパ仕事に行かれへんやろー?」
「ワフッ」
「はい、茜さんのとこ行って。いい子でお留守番してるんやで?行ってきまーす」
「ワン」
春人を見送ってから、洗濯物をベランダに干す。
春人の下着を広げて眺める。
春人はボクサーパンツ派…
色は黒が多め…
……私変態じゃない!?
急いで干してから、散歩セットを用意する。
「お散歩行こっか?」
「ワン」
散歩が嬉しいのか、私の周りをクルクル回って可愛い。
マンションから出ると、周辺を散歩する。
9月の中旬になり、朝晩はグッと冷えるようになった。
わたげちゃんも気温の変化に気を付けないとね。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


