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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第31章 俺の故郷
美晴said
3日前に・・・。
離婚が成立。
でもね・・・。
凄く気になることがあった。
龍が紹介してくれた弁護士の堂本さんが・・・。
「君の元夫を悪く言う気はない・・・・。」
幸助がサインをした離婚届を受け取り・・・・。
私が堂本さんの顔を見ると・・・。
堂本さんは優しく笑いながら・・・。
「あの男には気を付けた方が良い・・・。龍にちゃんと話して・・・。龍に傍に居てもらいなさい・・・・。」
堂本さんは・・・。
あのOHの堂本財閥の龍の叔父様。
OHの社長の弟さんで・・・云わば優弥の叔父様でもある。
堂本さんの言った意味・・・。
分からなくはない。
でも裁判所から幸助には私と接触をしないよう言われてるし・・・。
きっと・・・大丈夫・・・。
「美晴???」
首里城の中を見て周り・・・龍が私の手をギュッと握って名前を呼んだ。
「あ・・・・。」
気付いたらもう出口付近で・・・お土産屋さんが並んでいる。
「大丈夫???なんかボーっとしてたけど・・・。」
龍が私の髪を撫でて言った。
・・・・・・・。

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