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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第5章 龍
龍said
美晴ちゃんは・・・。
一体何歳なんだ?
俺の目の前でケーキを美味そうに食ってニコニコ笑うんだ。
人妻って感じあんましないけど・・・そこがまたナイス。
休憩時間を一緒に過ごし美晴ちゃんは自分の店に帰って行く。
・・・・・・。
美晴ちゃんが店に入って行くのを見ていると・・・。
「りゅっうーーーっ(笑)」
すぐ後ろから俺の首に腕をかけ声をかけてくるのは・・・。
「瑛大ーーー・・(笑)何?暇なの?」
瑛大(木田)
瑛大は俺の首から腕を外し・・・。
「暇暇っ!!今日暇じゃない?(笑)」
「あーーー、・・・うちは今日知り合いから注文入ったからもういいや(笑)」
木田瑛大は1階の洋服屋の店長をやってる24歳。
俺の1歳年上。
瑛大と俺は一緒に俺の店の方に向かって歩いた。
「お前最近あのお姉さんと仲良いな(笑)」
・・・・・・。
「別にーーーっ!!ちょっと可愛いから声かけてるだけッ!!」
俺はポケットに手を入れてそういった。
「(笑)・・・別に良くない?お前全く女と絡まないから少し安心したよ(笑)」
俺はそんな瑛大の言葉に噴き出して笑った。
「何?安心って!!(笑)俺がゲイだとでも思ったのか?」
瑛大は笑って・・・。
「ちょっとなっ!!!(笑)」

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