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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第22章 外野
車を店の近くのパーキングに止め店に向かった。
まだ夕方の為店はclose。
足取り軽く店の入り口をくぐるとバイトの若造が掃除をしていた。
「真也さん、おはようございます!!」
名前なんだっけ??(笑)
「おーーー、お疲れ!!しっかりやれよ?」
俺がそう言うと若造は頭を下げ・・・。
「はいっ!」
俺は奥の事務所に入る。
またタバコに火をつけ椅子に腰を掛けた。
はぁー・・・。
早くあの美人妻の居所分かんねーかなーーー(笑)
そんな事を考えながら煙を吐いた。
コンコン・・・・。
その時事務所のドアをノックする音。
振り返って・・・。
「はーーーい!!」
返事をすると・・・・。
「清二です!入っていいですか?」
・・・・・・。
「あぁ、どうぞーーー・・・。」
俺がそう言うとドアが開き清二が入ってきた。
俺は椅子を清二の方に向け・・・。
「何か分かった?」
清二は手帳を出し・・・。
「今いる場所はなんとなくは見当がつきましたが住所までは・・・。」
・・・・・・。

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