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HANAMIZUKI ~思いを受け止めて
第3章 新しい職場
バスに乗って自宅マンションに着いたのは19時過ぎ。
玄関のドアノブを掴むと・・・。
鍵は開いていた。
バリバリは働かない。
その理由は・・・。
ドアを開けると・・・電気は消えたまま。
「・・・ただいまー・・・。」
声をかけるが・・・奥のリビングからは・・・。
返事はない。
靴を脱ぎ・・・廊下を進みリビングのドアを開けた。
すると電気も消えたままテレビが付いていて・・・。
その前に画面に見入ってる人物が一人。
「・・・ゲーム??・・・」
私が声をかけても・・・返事はない。
はぁ・・・。
仕方なくキッチンの電気をつけ買ってきた食材を並べた。
・・・・・。
キッチンには頼んだのか・・・。
ピザのデリバリーの箱が置いてあった。
「ピザ頼んだの?」
私が言うと・・・。
その人物は振り返って・・・。
「・・・遅い・・・・。」
・・・・・・。
バリバリ働かなくなった理由の一つ・・・。
それが・・・この男。
幸助。

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