この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
島人物語
第17章 別れる
マンションを飛び出して直ぐ近くのホテルに逃げ込んだ。
もうなーーーーにも・・・・。
なにもない。
翌日に直ぐ近くの不動産屋に駆け込み・・・・。
あ・・・・。
不動産屋で見覚えのある人がカウンターに立ちこっちを見ている。
「結城ちゃんッ????」
・・・・・・。
それは涼のお友達の剛君。
不味い。
「あっ!!間違えましたッ!!」
慌てて店を出ると・・・
剛君は追いかけて来て・・・・。
「あの・・ごめんなさい・・。あの・・涼に会っても私がここに来たって言わないでください・・・。」
私は慌ててそう言った。
そうだ・・・。
この街を歩いていれば涼の友達に会うのに・・・・。
油断していたッ!!!!
剛君は一瞬黙って・・・。
「何かあった??(笑)お茶だすよ???」
・・・・・・。
剛君に・・・
一言・・・・。
「涼とはッ・・・・・別れたのッ・・・・。」
それだけ言った。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


