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第14章 奇跡の島沖縄

結城said


ショーが始まってもう終盤に差し掛かった時・・・。



私が着替えに控室に戻ると・・・。


美佳が屈んでお腹を抑えていた・・・。


「美佳ッ？？？？ね・・大丈夫ッ？？？」


私が駆けよって行ってそう言うと・・・。


美佳は顔を上げて・・・。



「(笑)(笑)・・・まだ死なないわよッ！！！・・・ちょっとお腹グルグルしてただけ(笑)」


・・・・・・・。


「もぉ・・・死ぬなんて言わないで・・・・」



私の方が・・・弱い・・・。


しゃがみ込む私の肩を掴み・・・。



「(笑)・・・死なない・・・まだね・・・。」


美佳・・・。


美佳・・・。


私・・・貴方に何をしてあげられる？？？


私は・・・・。


次の衣裳を直ぐに渡されて急いで着替えを済ますと・・・。


「美佳さんーー・・お客さーん！！」


控室の外からスタッフが声をかけた・・・。


「あーー・・はーい！！・・・結城、最後の衣裳だから・・頑張ってね(笑)」


美佳はそう言って出て行った・・・。



美佳・・・。