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第13章 余命宣告

美佳said



精密検査を受けたのは、



5カ月前。



嫌な予感がして・・・。



怖くて受けれなかったの。



受けてみて言われたのは・・・・。



余命宣告だった。



一樹に逢いたい・・・。



優樹に・・・逢いたい・・・・。



「美佳・・・・、今夜一樹にここに来るよう言うから・・・・」


結城は明らかに涙目で言った。



・・・・・・。



「うん・・・・(笑)ごめんね・・・。」


最後にちゃんと話したいの。


仕事もこの仕事を最後に・・・。



私は入院する。



「美佳ちゃん、・・・・」



「・・・・・・。」



「まだ一樹が好きだろ？？？」



涼君に直球で聞かれた・・・。



でも・・・この期に及んで・・・嘘をついても何も意味がない。



私は一回頷き・・・・。



「大好きよ(笑)・・・・一樹も・・・優樹も・・・・。」