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禁断背徳の鎖外伝ー享受の恩恵
第2章 享受1ー事前準備はスリリング!?
帰り道ついでに家電量販店に寄って買って行けば良いって事だよね、それくらいだったら出来るでしょう?
「・・・
嬢ちゃん、帰りに寄ろうとか思っていないか?」
「えっ?
どうして分かるんです朔夜叔父様??」
私の言葉に朔夜叔父様は‥‥深い溜め息?なんで??
「はぁ‥‥
時計見たか嬢ちゃん‥‥」
「時計?
・・・あっ・・・」
「やっぱり‥‥‥」
慌ててモニターの隅の時計を見れば、現在時刻は22時、これは朔夜叔父様に言われて当然‥
夢中になり過ぎて、時間も忘れていたなんて言えないよ。
「普通の家電量販店がやってる時間じゃ無いぞ?
俺もこの時間だと不思議に思って、上がって来たくらいだからなぁ‥‥」
「はぁまあ‥‥少し夢中に‥‥‥」
どんどん尻窄みになる私‥‥
本社でも、朔夜叔父様というストッパーが居た事を忘れてました。
「本当に夢中になると時間すら忘れるんだな嬢ちゃんは‥
仕方無い送って行ってやるから、ついでに深夜営業している店にも連れて行ってやる」
「でも迷惑じゃ‥‥‥」
「何、早乙女邸の客間でも借りるさ‥
紀永も流石に文句も言わないだろうよ」
「それだったら‥‥‥」
お願いしちゃって良いの?
だけど深夜営業の店、これは遠藤さんも知らなそうじゃない??

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