この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
bloʇbnilᙠ
第15章 いならいはし隠目 章71第
頰にキスを落とすと、桜はぼんやりした視線を俺に向けた。
そういう表情も一々やばいんだが………
無意識に煽ってんのか、確信犯なのか……
「さすがにここじゃあまずいよな…」
そう尋ねて、俺は桜の後ろのカウンターに手を付いた。
「こっ、ここってカウンターってことですかっ……」
「ああ」
チラと、桜の表情を見ながら、ワイシャツからのぞく桜の首筋に舌を這わせる。
「んっ…」と小さく声を上げる桜。
ああ…ヤバい。
ホントに煽られる。
「………このままだと、ここでお前を抱くことになる」
試すようにそういうと、案の定桜は、えっ…?ここっ!? って目で俺の事を見てきた。
………な…るほど…
無意識だったってことか…。
まぁそんな気はしてたが……
聞いといて正解だった。
フッと笑って俺は桜から身体を離した。
まぁ…そりゃそうだよな。
ガキじゃねぇんだし……
「こっちこい」
「えっ……」
再び桜の腕を引いて、俺は2階の家に進んだ。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


